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063 注目の動物
オオサイチョウ

詳説 / Details

オオサイチョウ

Buceros bicornis

大きさ / Size
開張 1.5〜1.8 m · 2.1〜4 kg
食性 / Diet
雑食
活動 / Activity
昼行性
暮らし方 / Sociality
つがい
寿命 / Lifespan
数年〜数十年

アジアの熱帯林にすむ大型のサイチョウで、黄色と黒に彩られた巨大なくちばしと、その上にのる兜状のカスクがひときわ目を引く。果実、とりわけイチジクを好んで食べ、森の種子散布の担い手として知られる。

分布 / Range

生息域マップ
分布域 一時的な出現域
東洋区東洋区東洋区東洋区東洋区東洋区東洋区東洋区東洋区東洋区東洋区東洋区東洋区東洋区東洋区

地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)

同じ生息地の仲間 / Neighbors

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詳説 / Details

生息環境 / Habitat

インド亜大陸から中国南部、東南アジア、スマトラ島にかけてのインドマラヤ区に分布する。丘陵地の伐採を受けていない原生的な常緑樹林を好み、大きな高木の残る成熟した森に強く依存する。

形態・外見 / Appearance

翼を広げると150〜180cmに達する大型種で、体重は2.1〜4.0kgとサイチョウ類で最も重い部類に入る。体は黒く首まわりは淡い黄色で、黄色と黒の大きなカスクが特徴。雌雄でくちばしや羽に塗りつけた油脂で黄色みを帯び、虹彩はオスが赤、メスが青と異なる。

行動・生態 / Behavior

昼行性で、つがいを基本としつつ果実の実る木には小群が集まり、ときに大きな群れになる。重い羽ばたきは遠くまで響き、繁殖期にはオスとメスがよく通る声で鳴き交わす。決まった高木をねぐらとし、日暮れに規則正しく帰ってくる。

食性 / Feeding

雑食性で、餌の中心は果実、なかでもイチジクが重要で水分もここから得る。小型の哺乳類や鳥、トカゲ、昆虫なども捕らえ、枝を伝い樹皮をはがして獲物を探す。

繁殖 / Reproduction

繁殖期は1〜4月。メスは大木の樹洞に入り、オスが入口を糞などで塗り固めて狭い隙間だけを残す。卵は1〜2個で抱卵は約38〜40日。閉じこもった母鳥と雛にはオスが隙間越しに餌を運び続け、雛が育つと巣を破って外へ出る。

備考・人との関わり / Notes

IUCNの保全区分では危機が高まっており、森林伐採による生息地の消失と、肉やカスク・尾羽を狙った狩猟が脅威となっている。インドのケララ州やアルナーチャル・プラデーシュ州の州鳥で、各地で「森の王」と呼ばれ親しまれてきた。