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ガラパゴスゾウガメ

詳説 / Details

ガラパゴスゾウガメ

Chelonoidis niger

大きさ / Size
1.2〜1.5 m · 100〜250 kg
食性 / Diet
草食
活動 / Activity
昼行性
暮らし方 / Sociality
単独
寿命 / Lifespan
種や環境により異なる

ガラパゴス諸島だけにすむ世界最大級の陸ガメ。標高や島ごとに甲羅の形が分かれ、乾いた低地には首を高く伸ばせる鞍型、湿った高地には側面まで覆うドーム型が進化した。野生で100年を超える長寿でも知られる。

分布 / Range

生息域マップ
分布域 一時的な出現域
太平洋太平洋太平洋新熱帯区新熱帯区新熱帯区新熱帯区新熱帯区新熱帯区新熱帯区新熱帯区

地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)

同じ生息地の仲間 / Neighbors

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詳説 / Details

生息環境 / Habitat

エクアドル領ガラパゴス諸島の固有種で、7つの島に分布する。乾燥した海岸近くの低地から、湿潤で気温の低い標高800メートル超の高地まで、多様な植生帯を利用する。

形態・外見 / Appearance

甲長は120〜150センチメートルに達し、体重は100〜250キログラムにもなる大型種。甲羅は鈍い褐色から灰色で、しばしば地衣類が付着する。前方が反り返った鞍型と、丸く側面まで覆うドーム型という対照的な形があり、その違いは島の乾湿環境に対応している。

行動・生態 / Behavior

夜明け後に1〜2時間ほど日光浴で体を温め、日中に長く採食する。泥場や雨水のたまりに体を浸して暑さや寄生虫を避け、低地と高地を結ぶ踏み固められた「カメの道」を行き来する。基本的に単独で行動する。

食性 / Feeding

草本やサボテン(ウチワサボテン)、低木の葉、果実、花、地衣類などを食べる草食性。水分は露や植物の汁から得て、半年以上飲まずに、また絶食絶水でも長期間耐えることができる。

繁殖 / Reproduction

湿った高地で交尾し、メスは乾いた砂地まで移動して後ろ脚で穴を掘り、最大16個前後の硬い殻の卵を産む。卵は数か月かけて太陽熱で孵化し、温度が低いとオス、高いとメスが多く生まれる。親による世話はない。

備考・人との関わり / Notes

16世紀以降、捕鯨船員らによる食料としての乱獲と、ブタ・ネズミ・ネコなど移入種の被害で激減し、いくつかの亜種が絶滅した。最後の1頭「ロンサム・ジョージ」の死で2012年にピンタ島の系統が途絶えた一方、人工繁殖でエスパニョラ島などの個体群は回復に向かっている。