
詳説 / Details
ナイルワニ
Crocodylus niloticus
- 大きさ / Size
- 3.5〜5 m · 200〜750 kg
- 食性 / Diet
- 肉食
- 活動 / Activity
- 昼夜活動
- 暮らし方 / Sociality
- 単独
- 寿命 / Lifespan
- 50〜70 年
アフリカ最大の爬虫類で、サハラ以南の水辺に君臨する頂点捕食者。暗黄褐色の頑丈な体と強力な顎をもち、岸辺で待ち伏せして近づいた獲物を一瞬で水中へ引きずり込む。

詳説 / Details
Crocodylus niloticus
アフリカ最大の爬虫類で、サハラ以南の水辺に君臨する頂点捕食者。暗黄褐色の頑丈な体と強力な顎をもち、岸辺で待ち伏せして近づいた獲物を一瞬で水中へ引きずり込む。
地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)
サハラ砂漠を除くアフリカ大陸の広範囲とマダガスカル西部に分布し、河川・湖沼・湿地などの淡水域を主な生息地とする。河口やマングローブ林、入江などの汽水域に入ることもある。
成体は体長およそ350〜500cm、体重200〜750kgに達する大型種で、暗黄褐色の体に薄い黒斑や横縞が入る。長い口吻と発達した後肢の水かきをもち、幼体は黒褐色の横縞が鮮やかだが成長とともに薄れる。
岸辺で口を開けたまま日光浴をして体温を調節し、長時間ほとんど動かずにいることができる。最高遊泳速度は時速30〜35kmに達し、好適な日光浴場や大きな獲物の周りに複数個体が集まることもある。
肉食で、幼体は昆虫・甲殻類・魚を、成体は魚・鳥・哺乳類・他の爬虫類まで幅広く捕食する。水中の獲物を圧力感覚で察知し、岸辺で待ち伏せて一気に襲いかかる待ち伏せ型のハンター。
雨季に雌が水辺の砂地へ穴を掘り、25〜80個ほどの卵を産む。抱卵期間はおよそ90日で、卵の温度によって雌雄が決まり、雌は卵と孵化した幼体を一定期間守り続ける。
1950〜80年代には皮革目的で大量に捕殺されたが、その後の保護と養殖により回復した。人を襲う最も危険なワニの一種としても知られ、毎年多くの犠牲者が出ている。