
詳説 / Details
ミズクラゲ
Aurelia aurita
- 大きさ / Size
- 傘径 10〜40 cm
- 食性 / Diet
- 肉食
- 活動 / Activity
- 昼夜活動
- 暮らし方 / Sociality
- ゆるい群れ
- 寿命 / Lifespan
- 数か月〜1 年程度
半透明のドーム状の傘をもち、上面に四つの馬蹄形の生殖腺が透けて見えることから「四つ目」のように見えるクラゲ。遊泳力は弱く、傘を脈打たせながらおもに海流に乗って漂う。日本近海でもっとも普通に見られるクラゲのひとつ。

詳説 / Details
Aurelia aurita
半透明のドーム状の傘をもち、上面に四つの馬蹄形の生殖腺が透けて見えることから「四つ目」のように見えるクラゲ。遊泳力は弱く、傘を脈打たせながらおもに海流に乗って漂う。日本近海でもっとも普通に見られるクラゲのひとつ。
地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)
太平洋・大西洋・インド洋の温帯から亜熱帯にかけての沿岸海域に広く分布し、湾内や港など波の穏やかな表層をただよう。河口や内湾のような塩分の低い環境にも耐える。
傘の直径はおよそ10〜40cm。体はほぼ透明で四放射相称をなし、傘の上から透けて見える四つの馬蹄形の生殖腺が最大の特徴。傘の縁には細く短い無数の触手が並ぶ。
傘を開閉して泳ぐが遊泳力は弱く、移動の多くを海流に委ねる。しばしば多数が集まって緩やかな群れをつくり、条件がそろうと大量発生する。時間帯によって生息水深を変える。
肉食性で、おもに動物性プランクトンを食べる。傘の開閉で生じる水流を縁辺の細い触手でこし取り、刺胞でとらえた小型のプランクトンや貝類の幼生、ときに仔魚を体内へ運んで消化する。
複雑な世代交代を行う。受精卵は約0.2mmのプラヌラ幼生となって着底し、ポリプに育って出芽で増える。水温などの季節的な刺激でストロビレーションが起こり、約3mmの花形のエフィラが遊離して稚クラゲへと成長する。
刺胞をもつが針が短く人の皮膚をほとんど貫けないため、刺されてもごく軽い反応で済むことが多い。大量発生時には漁網の損傷や発電所の取水口の目詰まりを招くことがあり、水族館の定番種でもある。