
詳説 / Details
ミーアキャット
Suricata suricatta
- 大きさ / Size
- 25〜35 cm · 0.6〜1 kg
- 食性 / Diet
- 雑食
- 活動 / Activity
- 昼行性
- 暮らし方 / Sociality
- 社会性
- 寿命 / Lifespan
- 6〜10 年
南部アフリカの乾燥地に群れで暮らす小型のマングース類。仲間が採食する間、一頭が後ろ足で立って見張りに就く協同行動でよく知られる。

詳説 / Details
Suricata suricatta
南部アフリカの乾燥地に群れで暮らす小型のマングース類。仲間が採食する間、一頭が後ろ足で立って見張りに就く協同行動でよく知られる。
地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)
ボツワナ南西部、ナミビア南・西部、南アフリカ北・西部のカラハリを中心とした半砂漠やサバンナに分布する。木の少ない開けた乾燥地を好み、乾いた河床近くの草地や岩場で暮らす。
体長25〜35cm、体重600〜1000gほどの小柄な体に、淡い灰色から黄褐色の毛と背に並ぶ暗色の横縞をもつ。目と耳の周りの黒い模様、先端が黒い細長い尾、掘削に適した湾曲した前爪が特徴で、頭骨の2割を占める大きな目が広い視野を生む。
昼行性で、2〜30頭ほどの群れをつくって地下に二〜三層のトンネルからなる巣穴を掘って暮らす。採食中は交代で見張り役が立ち、危険を察知すると鳴き声で仲間に知らせる。
甲虫やチョウ・ガの幼虫など昆虫を主とし、節足動物・両生類・爬虫類・小鳥・植物も食べる雑食性。日に5〜8時間、巣穴近くを掘り返して餌を探し、サソリの毒に耐性をもつ。
雨季に繁殖の山があり、妊娠期間は約60〜70日。一度に3〜7頭の子を産み、優位なペアが繁殖を担い、繁殖しない下位の個体がヘルパーとして子育てを助ける。母親は毒をもつサソリの安全な食べ方を子に教える。
保全状況は軽度懸念で個体数は安定している。低い降水量や気温の極端さが脅威となる。南アフリカでは害獣の駆除に役立つ存在として親しまれるが、気性や強い匂いからペットには向かない。