
詳説 / Details
チーター
Acinonyx jubatus
- 大きさ / Size
- 1.1〜1.5 m · 21〜72 kg
- 食性 / Diet
- 肉食
- 活動 / Activity
- 昼行性
- 暮らし方 / Sociality
- 単独
- 寿命 / Lifespan
- 10〜12 年
地上最速の陸生哺乳類として知られる、細身で長脚のネコ科動物。短距離の全力疾走で獲物を追い詰める走行に特化し、瞬発的な加速力に優れる。

詳説 / Details
Acinonyx jubatus
地上最速の陸生哺乳類として知られる、細身で長脚のネコ科動物。短距離の全力疾走で獲物を追い詰める走行に特化し、瞬発的な加速力に優れる。
地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)
アフリカのサバンナ・草原・半砂漠に広がり、見通しがよく獲物が多く、ライオンなど大型捕食者と出会いにくい開けた環境を好む。かつてはアラビアからインドにかけても分布したが、アジアではイラン中部にごくわずかな個体群が残るのみとなった。
体長110〜150cm、体重はおよそ21〜72kgで、胴は細く脚が長くしなやかな体つき。淡黄色の毛衣に数多くの黒い斑点が散り、眼から口へと走る黒い「涙状斑」が顔の目印となる。爪は完全には引っ込められず、地面をとらえるスパイクのように働く。
短距離なら時速100km前後に達し、わずか数秒で急加速する瞬発力をもつが、長くは走れず狩りは数十秒で決着する。基本的に単独で暮らし、メスは子と、オスは血縁どうしで小さな連合(コアリション)をつくることもある。
肉食性で、ガゼルやインパラ、スプリングボックといった中小型の有蹄類を主に狩る。開けた場所で獲物に忍び寄ってから一気に追走し、前肢の鋭い爪で倒して喉に噛みつき仕留める。
妊娠期間は約3か月で、ふつう2〜4頭(最大で6頭ほど)の子を産む。子は生後4〜6か月で離乳し、約1年半まで母とともに過ごして狩りを学ぶが、独立前にライオンやハイエナに襲われる幼獣の死亡率は非常に高い。
生息地の減少、家畜をめぐる人との軋轢、密猟により個体数は減り続け、分布は各地で分断されている。古代エジプトやインドでは飼い慣らして狩りに用いられた歴史をもつ。