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093 注目の動物
アシナシイモリ

詳説 / Details

アシナシイモリ

Ichthyophis kohtaoensis

大きさ / Size
20〜50 cm · 20〜150 g
食性 / Diet
肉食
活動 / Activity
夜行性
暮らし方 / Sociality
単独
寿命 / Lifespan
種や環境により異なる

脚をまったくもたない、ミミズに似た細長い両生類。体には環状のしわが連なり、目と鼻の間にある引っ込み式の触手で地中のにおいを探る。アシナシイモリ目の中では尾が残るアジアの仲間で、暗い体に淡い縦縞が走る。

分布 / Range

生息域マップ
分布域 一時的な出現域
東洋区東洋区東洋区東洋区東洋区東洋区東洋区東洋区東洋区東洋区東洋区東洋区東洋区東洋区東洋区

地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)

同じ生息地の仲間 / Neighbors

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詳説 / Details

生息環境 / Habitat

東南アジアからインド中国南部にかけて分布し、タイ・ラオス・カンボジア・ミャンマー・ベトナムなどの低地から山地の湿った森林に暮らす。川や湿地など水辺に近い柔らかい土が中心だが、農地や荒れた林、人里の庭にも入り込む。

形態・外見 / Appearance

全長20〜50cm、体重20〜150gほどの円筒形の体で、四肢はまったくない。体表には多数の環状のしわが並び、皮膚の中には小さな鱗をもつ。目は皮膚に覆われて視力はほとんどなく、明暗を感じる程度。暗色の体側には淡い黄色の縦縞が走り、短い尾をもつ。

行動・生態 / Behavior

夜行性で、ふだんは湿った土や落ち葉の下に潜む単独性の動物。体節をなす環溝を波打たせ、頭を押し込むようにして地中を進む。地表に現れるのは主に夜で、獲物を探すときや雨の後に限られる。

食性 / Feeding

肉食で、土の中のミミズやシロアリ、昆虫の幼虫といった無脊椎動物を主に食べる。視覚に頼らず、触手と嗅覚で暗い地中の獲物を探り当てて捕らえる。

繁殖 / Reproduction

体内受精を行う卵生で、メスは水辺の土に掘った巣穴に卵を産む。メスは卵塊にとぐろを巻いて守り、孵化したえらをもつ幼生は水中で育ち、やがて変態して陸の暮らしへ移る。

備考・人との関わり / Notes

地中で暮らすため目にする機会はほとんどなく、生態には未解明の部分が多い。森林の伐採や土地開発による生息地の減少が主な脅威とされる。