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ブームスラング

詳説 / Details

ブームスラング

Dispholidus typus

大きさ / Size
全長 1〜1.8 m · 175〜510 g
食性 / Diet
肉食
活動 / Activity
昼行性
暮らし方 / Sociality
単独
寿命 / Lifespan

アフリカ屈指の強毒を持つ樹上性の後牙類ヘビ。卵型の頭部に並はずれて大きな目を備え、雄は鮮やかな薄緑、雌は地味な褐色と、雌雄で体色が大きく異なる。出血毒は緩やかに効くため、咬まれて数時間後に重症化する点が恐れられる。

分布 / Range

生息域マップ
分布域 一時的な出現域
熱帯区熱帯区熱帯区熱帯区

地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)

同じ生息地の仲間 / Neighbors

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詳説 / Details

生息環境 / Habitat

サブサハラアフリカに広く分布し、ナミビアや南アフリカからウガンダまで多くの国に生息する。低地林や森林を好むが、サバンナ、草原、カルー低木地でも見られ、木に登れる環境を選ぶ。

形態・外見 / Appearance

全長は平均100〜160cm、大きな個体は183cmを超え、体重は175〜510g。雄は黒や青で縁取られた薄緑色、雌は緑褐色から茶色を帯び、卵型の頭部と視力に優れた巨大な目が目立つ。両目の下には溝のある大きな毒牙が3本ずつ並ぶ。

行動・生態 / Behavior

ほぼ完全な樹上性で、枝から枝へと巧みに渡り歩く。気性は比較的温和で臆病だが、追い詰められると首を大きく膨らませ、S字に構えて威嚇する。

食性 / Feeding

カメレオンをはじめとする樹上性のトカゲやカエルを主に捕食し、小型の鳥や哺乳類、鳥や爬虫類の卵も狙う。獲物に咬みついてから丸呑みにし、ときに同種を含むヘビも食べる。

繁殖 / Reproduction

卵生で、木の幹や朽木の中などに平均8〜14個(最多で約30個)の革質の卵を産む。孵化までは平均約3か月と長く、孵化した幼蛇は全長およそ29〜38cmで、すでに雌雄で体色が異なる。

備考・人との関わり / Notes

後牙類ながら極めて強い出血毒を持ち、1957年には著名な爬虫類学者カール・シュミットが本種に咬まれて死亡した。これにより後牙のヘビは無害という当時の通説が覆された。現在は専用の血清が南アフリカで製造されている。