555 注目の動物

詳説 / Details
トゥンガラガエル
Engystomops pustulosus
- 大きさ / Size
- 2.3〜3.5 cm
- 食性 / Diet
- 肉食
- 活動 / Activity
- 夜行性
- 暮らし方 / Sociality
- ゆるい群れ
- 寿命 / Lifespan
- —
中米から南米北部に分布する小型のカエルで、雄の「トゥン」と聞こえる鳴き声から名が付いた。鳴き声の複雑さが配偶者選択と捕食リスクの研究で重要な種である。

詳説 / Details
Engystomops pustulosus
中米から南米北部に分布する小型のカエルで、雄の「トゥン」と聞こえる鳴き声から名が付いた。鳴き声の複雑さが配偶者選択と捕食リスクの研究で重要な種である。
地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)
メキシコ南部から中米、コロンビア、ベネズエラ、トリニダード周辺に分布し、森林縁、草地、農地、村落近くにも現れる。雨季には水たまりや溝を繁殖に使う。
体長2.3〜3.5cmほど。褐色の丸い体にいぼ状の突起があり、地面や落ち葉に紛れやすい。雄には鳴くと大きく膨らむ声嚢がある。
夜行性で、雄は浅い水辺から鳴く。単純な鳴き声に装飾音を足すと雌に選ばれやすい一方、コウモリなどの捕食者にも見つかりやすくなる。
小型昆虫、クモ、ダニなどを食べる。湿った地表で動く小さな無脊椎動物を捕らえる。
雄と雌は水面に泡巣を作り、その中で卵を守る。雨で水たまりが広がると、幼生は泡から水中へ移って成長する。
行動生態学の代表的な研究対象で、配偶者選択、音声コミュニケーション、捕食者による盗聴の理解に大きく貢献してきた。