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詳説 / Details
ニワカナヘビ
Lacerta agilis
- 大きさ / Size
- 全長 15〜24 cm
- 食性 / Diet
- 肉食
- 活動 / Activity
- 昼行性
- 暮らし方 / Sociality
- 単独
- 寿命 / Lifespan
- —
ヨーロッパからバイカル湖まで広く分布するカナヘビ科のトカゲ。繁殖期のオスは脇腹から全身が鮮やかな緑色に染まり、求愛のシグナルとなる。

詳説 / Details
Lacerta agilis
ヨーロッパからバイカル湖まで広く分布するカナヘビ科のトカゲ。繁殖期のオスは脇腹から全身が鮮やかな緑色に染まり、求愛のシグナルとなる。
地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)
イベリア半島やトルコを除く、ヨーロッパ大陸からモンゴルにかけて点在的に分布する。砂丘、ヒース、草地、林縁など、日当たりと乾いた砂地のある開けた環境を好み、寒冷地のイギリスでは産卵に適した暖かい海岸の砂地に限られる。
全長15~24cm。背面は褐色から灰褐色の地に、白い芯をもつ暗色の眼状斑が縦列をなす。オスは繁殖期に脇腹や体側が鮮緑色に色づき、夏の終わりには褪せる。メスは灰色から褐色で地味。
基本的に単独で暮らす昼行性で、丸太や石の上で日光浴をして体温を整える。オスは広く重なり合うなわばりを構え、繁殖期にはメスをめぐって激しく噛み合う。身の危険を感じると尾を自切して逃れる。
肉食で、昆虫やクモなどの小さな無脊椎動物を主に捕食する。日中に地表や植物の間を歩き回り、動く獲物を見つけて捕らえる。
卵生で、メスは年に一度だけ産卵する。6~7月ごろ、日の当たる緩んだ砂の中に6~13個ほどの卵を産み、地面の暖かさで孵化させる。親による世話はなく、孵化した幼体は自力で生きる。
分布が極めて広いためIUCNでは軽度懸念とされるが、地域差が大きい。都市・農地・観光開発による生息地の破壊や分断、交通事故、ネコによる捕食で減少した個体群もあり、西ヨーロッパの多くの国では法的に保護されている。