094 注目の動物

詳説 / Details
オオカマキリ
Mantis religiosa
- 大きさ / Size
- 5〜8 cm · 1〜5 g
- 食性 / Diet
- 肉食
- 活動 / Activity
- 昼行性
- 暮らし方 / Sociality
- 単独
- 寿命 / Lifespan
- 種や環境により異なる
鎌のような前脚を胸の前で折りたたみ、祈るような姿勢で獲物を待つ昆虫。動くものに素早く反応する待ち伏せ型の捕食者である。

詳説 / Details
Mantis religiosa
鎌のような前脚を胸の前で折りたたみ、祈るような姿勢で獲物を待つ昆虫。動くものに素早く反応する待ち伏せ型の捕食者である。
地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)
旧北区を中心に草原、林縁、農地、庭、公園などの開けた植生に生息し、北米にも広がっている。日当たりのよい草や低木の上で獲物を待つ。
体長は約5〜8cm、体重は1〜5gほど。細長い体に三角形の頭をもち、前脚は棘の並ぶ捕獲脚に変化している。体色は緑色から褐色まで幅があり、草や枯れ葉に紛れる。
日中に活動し、単独で植物上に止まって獲物を待つ。頭を大きく動かして周囲を見渡し、獲物が近づくと前脚を一瞬で伸ばして捕らえる。危険を感じると体を大きく見せる威嚇姿勢をとることがある。
肉食性で、ハエ、バッタ、チョウ、甲虫などさまざまな昆虫を捕食する。獲物を棘のある前脚で押さえ、頭部から食べ始めることが多い。
交尾後、メスは泡状の分泌物で包んだ卵鞘を草や枝に産みつける。卵鞘は硬化して卵を保護し、幼虫は小さな成虫に似た姿で孵化する。幼虫は脱皮を重ねて成虫になる。
農地や庭で害虫を食べる益虫として親しまれる一方、特定の害虫だけを選ぶわけではない。独特の姿勢と首を傾けるような動きから、世界各地でよく知られる昆虫である。