
詳説 / Details
ミツバチ
Apis mellifera
- 大きさ / Size
- 1〜2 cm
- 食性 / Diet
- 花蜜食
- 活動 / Activity
- 昼行性
- 暮らし方 / Sociality
- 社会性
- 寿命 / Lifespan
- 働き蜂は数週間〜数か月
花の蜜と花粉を集め、女王蜂を中心に数万匹が暮らす高度な社会性昆虫。8の字ダンスで仲間に蜜源の方角と距離を伝え、集めた蜜から蜂蜜をつくる。世界の作物受粉を支える存在として、人類が古くから飼養してきた。

詳説 / Details
Apis mellifera
花の蜜と花粉を集め、女王蜂を中心に数万匹が暮らす高度な社会性昆虫。8の字ダンスで仲間に蜜源の方角と距離を伝え、集めた蜜から蜂蜜をつくる。世界の作物受粉を支える存在として、人類が古くから飼養してきた。
地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)
アフリカに起源を持ち、ヨーロッパ・中東・アジアへ自然に広がった後、17世紀以降に人の手で南北アメリカやオセアニアへ運ばれ、いまや南極を除くすべての大陸に分布する。草地・森林・農地・都市近郊など、花の咲く環境であれば広く利用する。
体長はおよそ1〜2cmの小型の昆虫。亜種により体色は金色がかった明るいものから暗いものまで幅がある。女王蜂は働き蜂より大きく腹部が長く丸みを帯び、雄蜂(オス)は働き蜂の1.5倍ほどの体格を持つ。
昼間に活動し、1匹の女王蜂・多数の働き蜂・少数の雄蜂からなる数万匹の巣を「超個体」として営む。フェロモンと8の字ダンスで情報を伝え合い、巣が手狭になると古い女王と働き蜂の約3分の2が群れて飛び立つ分蜂を行う。
花の蜜と花粉を主な食物とし、働き蜂が花から花へと飛び回って集める。集めた蜜は巣で水分を飛ばして濃縮され、カビが生えない蜂蜜へと変えられる。
女王蜂は飛行中に複数の雄蜂と交尾し、最盛期には1日2,500個を超える卵を産む。卵から成虫までは約3週間で、ローヤルゼリーだけを与えられた幼虫は女王に、途中で花粉団子に切り替えられた幼虫は働き蜂になる。
養蜂を通じて人類は数千年にわたり蜂蜜を得てきたほか、農作物の受粉に欠かせない存在となっている。一方でミツバチヘギイタダニの寄生、蜂群崩壊症候群、農薬の影響などが群れを脅かしている。