565 注目の動物

詳説 / Details
カツオノエボシ
Physalia physalis
- 大きさ / Size
- 全長 9〜30 m
- 食性 / Diet
- 肉食
- 活動 / Activity
- 昼夜活動
- 暮らし方 / Sociality
- コロニー
- 寿命 / Lifespan
- —
青紫の浮き袋を風に受けて漂う外洋性の刺胞動物。クラゲのように見えるが、実際は役割の異なる個虫が集まった群体である。

詳説 / Details
Physalia physalis
青紫の浮き袋を風に受けて漂う外洋性の刺胞動物。クラゲのように見えるが、実際は役割の異なる個虫が集まった群体である。
地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)
大西洋、インド洋、太平洋の暖かい外洋に広く漂い、風や海流で沿岸へ流れ着くことがある。水面の浮き袋が帆のように働く。
浮き袋は10〜30cmほどだが、触手は数mから30m近く伸びることがある。青、紫、桃色を帯び、海面でよく目立つ。
自力で泳がず、風と海流に運ばれる。群体の個虫が浮遊、捕食、消化、生殖などを分担する。
魚の稚魚や小型甲殻類を刺胞で刺して捕らえる。長い触手が獲物に絡み、毒で動きを止める。
生殖を担う個虫が卵や精子をつくり、生活史には小さな発生段階が含まれる。海流に乗って広い範囲へ分散する。
打ち上げられた個体でも刺胞が残るため、浜で見つけても触れないことが重要である。集団漂着は海水浴場の閉鎖につながる。