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045 注目の動物
カモノハシ

詳説 / Details

カモノハシ

Ornithorhynchus anatinus

大きさ / Size
38〜60 cm · 0.7〜2.4 kg
食性 / Diet
肉食
活動 / Activity
夜行性
暮らし方 / Sociality
単独
寿命 / Lifespan
10〜15 年

卵を産む数少ない哺乳類(単孔類)で、カモのような幅広い吻、水かきのある足、扁平な尾を併せ持つ。オスの後肢には毒の蹴爪があり、吻に並ぶ電気受容器で水中の獲物を探り当てる、進化の歴史を体現したような奇妙な姿の動物。

分布 / Range

生息域マップ
分布域 一時的な出現域

地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)

同じ生息地の仲間 / Neighbors

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詳説 / Details

生息環境 / Habitat

オーストラリア東部、クイーンズランドからタスマニアまでの河川・小川・湖沼に固有。熱帯雨林から積雪のある高地まで、淡水と岸辺の森が残る環境に幅広く適応する。

形態・外見 / Appearance

全長およそ38〜60cm、体重700〜2,400gで、オスのほうが大きい。短く密生した防水性の褐色の毛皮に覆われ、ゴムのように弾力のある幅広い吻、脂肪を蓄える扁平な尾、大きな水かきを持つ。オスのみ後肢内側に毒の蹴爪を備える。

行動・生態 / Behavior

夜間に活動し、群れは作らず単独で暮らす。半日を水中で過ごし、残りを岸辺の巣穴で休息する。水中では目と耳を閉じて泳ぎ、通常1〜2分潜水する。

食性 / Feeding

肉食性で、水底を吻でつつきながら採餌する。トビケラやユスリカなどの底生昆虫の幼虫を主食とし、甲殻類、ミミズ、二枚貝、魚卵も食べ、頬袋に獲物をためて水面で食べる。

繁殖 / Reproduction

繁殖期は冬から春。メスは巣穴で長さ約17mmの革質の卵を1〜3個産み、10日ほど抱卵する。乳首はなく、腹部からにじみ出る乳で子を約4か月育てる。成熟は約2年。

備考・人との関わり / Notes

ヨーロッパ人の入植以降、生息数は大きく減少したとされる。ダムや水質汚濁、都市・農業開発による水域の改変、干ばつなどが脅威となっている。紫外線下で体毛が青緑色に蛍光するという珍しい性質も知られる。