012 注目の動物

詳説 / Details
ダチョウ
Struthio camelus
- 大きさ / Size
- 体高 2.1〜2.8 m · 90〜150 kg
- 食性 / Diet
- 雑食
- 活動 / Activity
- 昼行性
- 暮らし方 / Sociality
- 群れ
- 寿命 / Lifespan
- 30〜40 年
現生最大の鳥で、飛べないかわりに長い脚でサバンナを高速で走る。小さな翼は飛翔ではなく、走行時のバランスや求愛の誇示に使われる。

詳説 / Details
Struthio camelus
現生最大の鳥で、飛べないかわりに長い脚でサバンナを高速で走る。小さな翼は飛翔ではなく、走行時のバランスや求愛の誇示に使われる。
地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)
アフリカのサバンナ、乾いた草原、半砂漠に広く生息する。開けた環境を好み、水場から離れた乾燥地でも植物や種子、昆虫などを利用して暮らす。
高さは約210〜280cm、体重は90〜150kgに達する。オスは黒い体羽と白い翼・尾羽、メスは灰褐色の地味な羽色をもつ。長い裸出した脚は2本指で、内側の大きな爪が走行を支える。
日中に活動し、数羽から大きな群れで移動しながら採食する。危険を感じると首を伸ばして見張り、時速数十kmで走って逃げる。繁殖期のオスは翼を広げ、低い鳴き声と踊るような動きで求愛する。
雑食性で、草、種子、果実、根、花のほか、昆虫や小型脊椎動物も食べる。歯がないため小石を飲み込み、筋胃で硬い植物質をすりつぶす。
オスが地面に浅い巣穴をつくり、複数のメスがそこへ大きな卵を産む。主なメスとオスが抱卵を分担し、約6週間で孵化する。ヒナは孵化後すぐ歩き、成鳥に守られて群れで育つ。
IUCNでは低危険種とされるが、地域によっては狩猟や卵の採取、生息地の変化で減少している。羽毛、皮革、肉のために古くから利用され、現在は各地で飼育も行われる。