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060 注目の動物
オシドリ

詳説 / Details

オシドリ

Aix galericulata

大きさ / Size
41〜49 cm · 430〜690 g
食性 / Diet
雑食
活動 / Activity
昼行性
暮らし方 / Sociality
つがい
寿命 / Lifespan
数年〜数十年

オスの極彩色の羽衣で知られる小型のカモ。橙色の銀杏羽(思羽)を帆のように立て、東アジアの森に囲まれた静かな水辺で暮らす。「おしどり夫婦」の語源としても親しまれる。

分布 / Range

生息域マップ
分布域 一時的な出現域
旧北区旧北区旧北区旧北区旧北区旧北区旧北区旧北区旧北区旧北区旧北区旧北区旧北区旧北区旧北区旧北区旧北区旧北区旧北区旧北区旧北区旧北区旧北区旧北区

地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)

同じ生息地の仲間 / Neighbors

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詳説 / Details

生息環境 / Habitat

東アジア(ロシア南東部・朝鮮半島・日本・中国)の樹林に囲まれた渓流や湖沼に生息し、開けた水面を避けて水辺の木陰を好む。低地から標高1,500mほどの谷でも繁殖する。日本では中部以北で繁殖し、冬は西日本へ南下する漂鳥で、英国など欧米にも移入定着している。

形態・外見 / Appearance

全長41〜49cm、体重430〜690g。繁殖期のオスは赤い嘴、目の上の白い眉、橙色の頬の飾り羽が際立ち、紫色の胸に白い縦線が走る。最大の特徴は帆のように直立する橙色の銀杏羽。メスは灰褐色に白い眼の輪をもつ地味な装いで、非繁殖期(エクリプス)のオスもメスに似る。

行動・生態 / Behavior

つがいや小さな群れで過ごし、厳冬期には数十〜数百羽が集まることもある。臆病で水辺の木陰に身を隠し、カモには珍しく木の枝に止まったり樹上にねぐらをとったりする。

食性 / Feeding

植物食に偏った雑食で、ドングリやブナの実、種子、水生植物のほか、巻貝・昆虫・小魚も食べる。陸上を歩きながら、また水面で採食し、主に夜明けと夕暮れに餌をとる。

繁殖 / Reproduction

地表から10m以上の大木の樹洞に巣を作り、4〜5月に9〜12個の卵を産む。抱卵はメスのみが担い、期間は28〜30日。孵化した雛は自力で巣から飛び降り、母鳥に導かれて水辺へ向かう。

備考・人との関わり / Notes

IUCNでは低危険種だが、日本では多くの都道府県で絶滅危惧種に指定され、山形・鳥取・長崎の県鳥でもある。仲睦まじい夫婦の象徴とされる一方、実際には毎冬パートナーを替えることが知られる。