
詳説 / Details
グリーンイグアナ
Iguana iguana
- 大きさ / Size
- 1.2〜2 m · 4〜8 kg
- 食性 / Diet
- 草食
- 活動 / Activity
- 昼行性
- 暮らし方 / Sociality
- 単独
- 寿命 / Lifespan
- 10〜15 年
新熱帯の熱帯林にすむ大型のトカゲ。背から尾にかけて並ぶ棘状のたてがみと、喉の大きな皮膚のひだ(デューラップ)が目を引く。名前に反して体色は地域や成長で緑から灰褐色、橙色まで変化する。

詳説 / Details
Iguana iguana
新熱帯の熱帯林にすむ大型のトカゲ。背から尾にかけて並ぶ棘状のたてがみと、喉の大きな皮膚のひだ(デューラップ)が目を引く。名前に反して体色は地域や成長で緑から灰褐色、橙色まで変化する。
地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)
メキシコから中央アメリカ、ブラジルやパラグアイにかけての新熱帯区に分布する。熱帯・亜熱帯の森林にすみ、川や池など水辺に張り出した樹上を好む。
頭から尾まで約120〜200cm、体重はおよそ4〜8kgに達する大型種。背から尾にかけて棘状の鱗が並び、オスでは特に発達する。喉には大きなデューラップ(皮膚のひだ)があり、頭頂部には光や動きを感じ取る頭頂眼(第三の目)をもつ。
日中に活動する樹上性のトカゲで、日光浴で体温を上げる。木登りに長け、高所から落ちても無事に着地できる。泳ぎも得意で、危険を感じると水に飛び込み、四肢をたたんで尾を振って進む。威嚇時にはデューラップを広げ、体をふくらませ、頭を上下に振る。
成体はほぼ植物食で、葉や花、果実、新芽など100種を超える植物を食べる。鋭い歯で葉を切り裂く。幼体は成体の糞を食べて、繊維質の植物を消化するための腸内微生物を取り込む。
年に一度の繁殖期にまとまって産卵し、1回に20〜70個ほどの卵を地中の巣穴に産む。産卵後は基本的に世話をしない。卵は約10〜15週間で孵化し、幼体は最初の1年ほど血縁の群れで過ごす。
原産地では古くから「木の鶏(ガリナ・デ・パロ)」と呼ばれ食用にされてきた。世界で最も多く取引される爬虫類の一つで、ペット由来の個体がフロリダや台湾などで野生化し、外来種として問題になっている。