545 注目の動物

詳説 / Details
ダーウィンハナガエル
Rhinoderma darwinii
- 大きさ / Size
- 2.2〜3.5 cm
- 食性 / Diet
- 肉食
- 活動 / Activity
- 昼行性
- 暮らし方 / Sociality
- 単独
- 寿命 / Lifespan
- —
チリとアルゼンチン南部の温帯林にすむ小さなカエル。雄がオタマジャクシを声嚢に入れて育てる、両生類でも特異な繁殖で知られる。

詳説 / Details
Rhinoderma darwinii
チリとアルゼンチン南部の温帯林にすむ小さなカエル。雄がオタマジャクシを声嚢に入れて育てる、両生類でも特異な繁殖で知られる。
地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)
南米南部の湿った温帯林、コケの多い林床、小川沿いに分布する。冷涼で湿度の高いナンキョクブナ林と強く結びつく。
体長2.2〜3.5cmほど。尖った鼻先と三角形に近い体形をもち、枯葉に似た褐色や緑褐色の模様で身を隠す。
昼に林床で活動し、危険を感じると落ち葉のように動かず隠れる。小さな声で鳴き、密な植物の間を移動する。
小型昆虫、ダニ、クモなどを捕食する。湿った落ち葉の中で動く微小な獲物を狙う。
雌が地上に産んだ卵を雄が守り、孵化した幼生を声嚢に取り込む。幼生はそこで発生し、小さなカエルとして外へ出る。
森林伐採、湿地の劣化、病原菌が脅威となり、近縁種のチリハナガエルはすでに絶滅した可能性が高い。残存地の保全が急務である。