574 注目の動物

詳説 / Details
クロバエ
Calliphora vomitoria
- 大きさ / Size
- 1〜1.4 cm
- 食性 / Diet
- 腐食
- 活動 / Activity
- 昼行性
- 暮らし方 / Sociality
- ゆるい群れ
- 寿命 / Lifespan
- —
金属光沢のある青い腹部をもつ大型のクロバエ。成虫は花を訪れ、幼虫は腐肉を食べるため、法医昆虫学でも重要な種である。

詳説 / Details
Calliphora vomitoria
金属光沢のある青い腹部をもつ大型のクロバエ。成虫は花を訪れ、幼虫は腐肉を食べるため、法医昆虫学でも重要な種である。
地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)
ヨーロッパ、北米、アフリカなど広い地域に分布し、農村、草地、林縁、都市周辺で見られる。腐肉、廃棄物、動物の死体に集まる。
体長10〜14mmほどで、家バエより大きい。灰色の胸部、金属青色の腹部、赤い複眼、黒い剛毛が目立つ。
昼行性で、暖かい季節に活発に飛ぶ。強いにおいに誘引され、腐敗物や花の間を移動する。
成虫は花蜜などをなめ、幼虫は腐肉や分解中の有機物を食べる。死体への産卵時期は死亡推定の手がかりになる。
雌は腐肉、ごみ、糞などに卵を産む。幼虫は短期間で成長し、乾いた場所へ移動して蛹になる。
分解者として栄養循環に関わる一方、衛生害虫にもなる。地域や温度により発育速度が変わるため、法医利用では条件の確認が必要である。