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088 注目の動物
フトアゴヒゲトカゲ

詳説 / Details

フトアゴヒゲトカゲ

Pogona vitticeps

大きさ / Size
40〜60 cm · 280〜510 g
食性 / Diet
雑食
活動 / Activity
昼行性
暮らし方 / Sociality
単独
寿命 / Lifespan
種や環境により異なる

オーストラリア内陸の乾燥地にすむアガマ科のトカゲ。危険を感じるとあごの下の棘状の鱗を広げて黒く膨らませ、ひげ(ビアード)のような威嚇姿勢をとることからこの名がある。色を変え、頭や前足を振って意思を伝える表情豊かなトカゲだ。

分布 / Range

生息域マップ
分布域 一時的な出現域
オーストラリア区オーストラリア区オーストラリア区オーストラリア区オーストラリア区オーストラリア区オーストラリア区オーストラリア区オーストラリア区オーストラリア区オーストラリア区オーストラリア区オーストラリア区オーストラリア区オーストラリア区オーストラリア区オーストラリア区

地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)

同じ生息地の仲間 / Neighbors

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詳説 / Details

生息環境 / Habitat

オーストラリア中央部から東部の半乾燥林・乾燥林・岩がちな砂漠に分布し、クイーンズランド州やニューサウスウェールズ州、南オーストラリア州、ノーザンテリトリーなどに広がる。半樹上性で、木の枝や岩の上で多くの時間を過ごす。

形態・外見 / Appearance

全長およそ40〜60cm、体重280〜510gで、尾が全長の半分以上を占める。体形は太く扁平で、頭や体の縁、のどに棘状の鱗が並ぶ。体色は淡褐色から赤褐色・黄・橙までと幅広く、オスは頭が大きくのどの「ひげ」がよく発達する。

行動・生態 / Behavior

日光浴をして体温を上げる昼行性のトカゲで、ふだんは単独で暮らす。日射や気分によって背の色を濃くしたり淡くしたりし、頭を上下に振る速さや前足を回す動きで優劣や服従の意思を伝える。

食性 / Feeding

昆虫を中心にしつつ植物質も食べる雑食性で、コオロギやバッタ、甲虫のほか草や花、ときに小さなトカゲも口にする。成長とともに植物の割合が増え、野生の成体では食物の半分以上を植物が占めるとされる。

繁殖 / Reproduction

卵生で、春先に交尾し、メスは砂を掘った浅い巣穴に11〜30個の細長い卵を産む。卵は温度に応じておよそ60〜80日で孵化し、産み落とした後の世話はしない。高温下では遺伝的なオスがメスとして発達する性転換が知られる。

備考・人との関わり / Notes

保全状況は低危険種(LC)。性格が穏やかで人によく馴れるため、世界でも特に人気の高い飼育爬虫類で、流通するのはすべて飼育下で繁殖された個体である。鱗を持たない「シルクバック」など、選抜育種で多くの色彩・形態の品種が作られている。