100 注目の動物

詳説 / Details
ルブロンオオツチグモ
Theraphosa blondi
- 大きさ / Size
- 10〜13 cm · 100〜170 g
- 食性 / Diet
- 肉食
- 活動 / Activity
- 夜行性
- 暮らし方 / Sociality
- 単独
- 寿命 / Lifespan
- 種や環境により異なる
南米の熱帯雨林の地表にすむ世界最重・最大級のクモ。脚を広げると30センチに迫り、危険を感じると腹部の刺激毛を蹴り飛ばして身を守る。名に反して鳥を食べることはほとんどない。

詳説 / Details
Theraphosa blondi
南米の熱帯雨林の地表にすむ世界最重・最大級のクモ。脚を広げると30センチに迫り、危険を感じると腹部の刺激毛を蹴り飛ばして身を守る。名に反して鳥を食べることはほとんどない。
地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)
スリナム、ガイアナ、フランス領ギアナ、ブラジル北部、ベネズエラ南部など南米北部の熱帯雨林に分布する。湿地や沼地を含む林床に深い巣穴を掘ってすむ。
体長10〜13センチ、体重は約170グラムに達し、質量では世界最大のクモとされる。体色は暗褐色から淡褐色で、脚にはかすかな模様がある。鋏角は2〜4センチと大きく、腹部・脚は刺激毛に覆われる。
夜行性で単独生活を送り、昼間は巣穴に潜む。脅かされると脚をこすり合わせて威嚇音を出し、腹部の刺激毛を後脚で蹴り飛ばす。この毛は皮膚や粘膜を強く刺激する。毒性は弱く、刺激は強いものの危険性は低い。
肉食で、待ち伏せ型の捕食者。各種の節足動物やミミズに加え、カエルやトカゲ、ヘビ、げっ歯類など小型の脊椎動物も襲う。獲物を巣穴に引き込み、消化液で液状にしてから吸収する。
メスは生後3〜6年で成熟する。100〜200個の卵を産み、6〜8週間で子グモがかえる。メスの寿命は15〜25年と長いのに対し、オスは3〜6年ほどで短い。
刺激毛を焼き払いバナナの葉で蒸し焼きにして食用とする地域があり、味はエビに似るという。温度・湿度管理が要るがペットとしても飼われる。