
詳説 / Details
カワセミ
Alcedo atthis
- 大きさ / Size
- 16〜18 cm · 30〜45 g
- 食性 / Diet
- 肉食
- 活動 / Activity
- 昼行性
- 暮らし方 / Sociality
- 単独
- 寿命 / Lifespan
- 数年〜数十年
水辺を矢のように飛ぶ、青く輝く小型の鳥。背の青は色素ではなく構造色で、見る角度によって輝きを変える。枝から水面を見張り、魚めがけて真っ逆さまに飛び込む狩りの名手。

詳説 / Details
Alcedo atthis
水辺を矢のように飛ぶ、青く輝く小型の鳥。背の青は色素ではなく構造色で、見る角度によって輝きを変える。枝から水面を見張り、魚めがけて真っ逆さまに飛び込む狩りの名手。
地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)
ユーラシアから北アフリカ、インド、東南アジアにかけて広く分布する。岸辺に草木の茂る清流や池沼、ゆるやかな川を好むが、都市近郊の小川でも見られる。日本では留鳥または夏鳥として全国に生息する。
体長16〜18cm、体重30〜45gのスズメ大の鳥。背と翼の鮮やかな青と腹のオレンジが目を引く。雌雄はほぼ同色だが、下嘴の基部が雄は黒、雌は赤みを帯びることで見分けられる。
昼に活動し、繁殖期以外は単独で強い縄張りをもつ。特定の石や枝を足場に使うため、周囲が糞で白くなることも多い。「チーッ」という金属質の声を繰り返しながら水辺を低く飛ぶ。
肉食で、餌の大半は魚が占める。チェコの調査では1万6千の獲物の99%以上が魚だった。水面上の足場から急降下して捕らえ、大きな獲物は足場に叩きつけて骨を砕いてから頭から呑み込む。水生昆虫やザリガニも食べる。
土の崖に奥行き60〜90cmの横穴を掘って営巣する。求愛では雄が雌に獲物を贈る給餌行動が見られる。産卵数は3〜4個ほどで、抱卵は約19〜20日、雛は24〜25日ほどで巣立つ。1シーズンに2〜3回繁殖することもある。
IUCNでは低危険種だが、水質汚濁による小魚の減少や、護岸工事による営巣地の喪失で各地で影響を受けやすい。新幹線500系の先頭形状は、水に飛び込んでも音を立てないこの鳥の嘴に着想を得て設計された。