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080 注目の動物
モンガラカワハギ

詳説 / Details

モンガラカワハギ

Balistoides conspicillum

大きさ / Size
30〜50 cm · 1〜2.5 kg
食性 / Diet
雑食
活動 / Activity
昼行性
暮らし方 / Sociality
単独
寿命 / Lifespan
種や環境により異なる

黒地に白い大きな円斑、口まわりの黄色、背に広がるヒョウ柄が一目で目を引く、サンゴ礁を代表する派手なモンガラカワハギ。危険を感じると岩の隙間に入り、背鰭の棘を立てて体をロックし、引きずり出されないようにする独特の防御を見せる。

分布 / Range

生息域マップ
分布域 一時的な出現域
太平洋太平洋太平洋インド洋

地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)

同じ生息地の仲間 / Neighbors

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詳説 / Details

生息環境 / Habitat

インド洋から太平洋にかけての熱帯・亜熱帯の海に分布し、透明度の高い外洋側のサンゴ礁や岩礁の斜面に暮らす。水深1〜75メートルの範囲で見られ、幼魚は20メートルより浅い洞窟やオーバーハングにとどまる傾向がある。

形態・外見 / Appearance

体長は最大で50センチほどになる、ずんぐりした側扁形の魚で、頭部が大きい。黒い体に下半身の大きな白い円斑、背鰭付近の黄色い網目状のヒョウ柄、口を囲む黄色やオレンジの輪、目の下の白い帯が特徴。鱗は厚く菱形で、甲殻類を砕く歯は伸び続ける。

行動・生態 / Behavior

昼行性で、基本的に単独で行動するなわばり意識の強い魚。夜は岩やサンゴの隙間で休む。身を守るときは岩の割れ目に入り、第1背鰭と胸鰭を立てて体を固定し、外敵に引っ張り出されないようにする。成長するほど攻撃的になる。

食性 / Feeding

雑食性で、貝類やウニ・ヒトデなどの棘皮動物、甲殻類、ウミシダ、藻類など、海底にすむさまざまな小動物や植物を食べる。丈夫な歯で硬い殻をかみ砕いて中身を取り出す。

繁殖 / Reproduction

卵生で、生後一年ほどで成熟し、ハーレムをつくる。深場の砂地にメスが産卵し、オスが受精させる。卵は約八日でふ化するまで親が巣を守り、その後はメスが世話を続ける。稚魚は体長20センチほどになるまで深い水域にとどまる。

備考・人との関わり / Notes

IUCNでは軽度懸念に分類されるが、観賞魚として人気が高く、流通する個体はすべて野生由来のため地域の個体群に影響を与える。日本では内臓にシガテラ毒をもつことがあり食用にされない。鋭い歯をもち、飼育下では他の魚を攻撃するため単独飼育が基本。