
詳説 / Details
ハクトウワシ
Haliaeetus leucocephalus
- 大きさ / Size
- 0.7〜1 m · 3〜6.3 kg
- 食性 / Diet
- 肉食
- 活動 / Activity
- 昼行性
- 暮らし方 / Sociality
- つがい
- 寿命 / Lifespan
- 20〜30 年
雪のように白い頭部と尾、黄色い大きなくちばしで知られる北アメリカを代表する大型の猛禽。広い水辺の上を悠然と滑空し、鋭い爪で水面の魚をさらう姿が象徴的だ。アメリカ合衆国の国鳥でもある。

詳説 / Details
Haliaeetus leucocephalus
雪のように白い頭部と尾、黄色い大きなくちばしで知られる北アメリカを代表する大型の猛禽。広い水辺の上を悠然と滑空し、鋭い爪で水面の魚をさらう姿が象徴的だ。アメリカ合衆国の国鳥でもある。
地図: Ecoregions 2017 © RESOLVE (CC BY 4.0) · Natural Earth (PD)
カナダからアラスカ、アメリカ本土、メキシコ北部にかけて分布する新北区の鳥。魚が豊富な湖沼・河川・海岸など開けた水辺と、営巣に適した古木の大木を必要とする。
体長70〜100cm、翼開長は2m前後に達する。成鳥は体が褐色で頭と尾は純白、くちばし・脚・虹彩は鮮やかな黄色。雌は雄より約25%大きく体重は3〜6.3kg。幼鳥は全身が褐色で白い斑があり、純白の頭になるのは5年目ごろ性成熟する頃である。
つがいの絆が強く、生涯同じ相手と連れ添う。上昇気流に乗って高く舞い上がり、滑空時は時速56〜70km、急降下では120〜160kmにも達する力強い飛び手。北部の個体は水が凍る冬に南へ渡る。
肉食で魚を最も好み、水面すれすれに舞い降りて爪で魚をつかみ取る。水鳥・哺乳類・爬虫類のほか腐肉も利用し、ミサゴなど他の鳥から獲物を横取りすることもよく知られる。
一夫一妻で、北アメリカの鳥としては最大の巣を造る。深さ4m・重さ1トンに及ぶ巣も知られる。通常1〜2個の卵を産み、雛は孵化後8〜14週で巣立つ。性成熟は4〜5歳ごろ。
かつて乱獲と農薬DDTの汚染で激減し絶滅の危機に瀕したが、狩猟禁止とDDT規制により回復。2007年に米国の絶滅危機種リストから除外された。現在も自動車との衝突や鉛中毒が脅威となる。